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縦線ある?

この冬、安曇野にコガモとその亜種アメリカコガモのハーフと考えられる個体がいます。

DPP_2374.jpg
真ん中よりやや左にいるマガモのオスのひとつ奥の個体だけ、アメリカコガモと同じように側胸部の縦線があるのが分かると思います。これは亜種コガモにはないアメリカコガモの特徴で、トモエガモにも似たような縦線があります。でも亜種コガモにしかない体の上面と下面の境にある、地面と平行にはしる横線もはっきりしている・・・

DPP_2403.jpg
これはトモエガモですが、アメリカコガモと同じように側胸部に縦線があります。

DPP_2406.jpg
これはよく見るコガモです。
一番上の問題の個体のように縦線はなく、水面と平行に横線もある。。

さらに問題なのは、、

DPP_2375.jpg
よく見るとうっすら縦線が・・・反対側にもあるし、羽毛の乱れや生え換わりによるものではなさそう。。。
コガモもよく見ると変なのがいますね~~~

どうも亜種コガモと亜種アメリカコガモの交雑個体は、亜種コガモに近い形態になることが多いそうです。
つまり普段のコガモとして見ているものの中に、2亜種のハーフが混ざっていることもあるということ?そうなると識別は難しそう・・・

下から2番目のコガモも、水面と平行な横線が小さく見えなくもない・・・
これまで横線の大きさの違いも、個体差や羽の重なり具合によるものと思っていたけど、もしかしたら亜種コガモに近いハーフはこんな風になるのかな?なんかややこしい話ですね・・・

リンク集にあるホームページ「風と光と鳥たちと」ではもっと鮮明な写真や、羽ばたいたときの写真など色々あります。このカモが気になる方は是非見てみてください。雑記帳の1月のページです。2月でした。

せいいち

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異色のカップル☆

2011.12.18

マガモとカルガモのハーフって結構いますね。。
マルガモって呼ばれてたり。
今回は安曇野で見つけたマルガモ同士のカップルを紹介します。

DPP_2371.jpg
右がオス、左がメスのようです。
左がメスかどうかは確信がないですが、とりあえずそういうことで、、

2羽とも嘴や顔の模様などに、マガモとカルガモの両方の特徴がちゃんと出ているように見えます。。

2羽はこの辺でいつも一緒にいましたでも今はここにはいないよう・・・
どっかに新婚旅行にでも行ったのかな?

左の個体がメスでいいとしたら、交雑でもちゃんとメスが産まれるんですね~
でもそんなことがしょっちゅう起こっていたら、カモの識別がますます難しくなる・・・


最近特に寒いですね、、朝の最低気温が氷点下10度を下回ることもあり、車の中に放置している2Lペットのスポーツドリンクがカチコチでしたそのせいか、風邪をひいた気がする

せいいち

ちょっとヘンテコなやつら

 この冬出会ったなんともいえない、図鑑にも載っていないような変わったカモたちを紹介します。

 へ~~~んなカモ その1
DPP_1209.jpg

DPP_1208.jpg
 2011/2/8 安曇野市

 アルビノまでいきませんが、明らかに普通のカルガモより白っぽいです。たぶんオスだと思います。ここではホワイティー君って呼ばれていたりします。。

 へ~~~んなカモ その2
DPP_1206.jpg
 2011/2/8 安曇野市

 オナガガモなんですがちょっと変なんです。形は確かにオスなんですが模様が???ここにはホルモン異常で、メスがオスの姿に近くなったいわゆる雄化個体のオナガガモが何年か続けて飛来していますが、それとはまた別の個体のようで・・・たぶんこの子も雄化個体だと思うのですが、そんなにしょっちゅうあるものなのでしょうか?何か分かる方、意見のある方、ぜひコメント欄にお願いします

 へ~~~んなカモ その3
DPP_1114.jpg
 2011/1/15 諏訪湖

 たくさん集まっているカモたちの中に混じっていました。何だと思います??見つけたとき一瞬スズガモと思ったのですが違和感ありあり???まあおそらくハイブリッドでしょうね、、全体の色や模様はキンクロハジロっぽく、背中はスズガモやホシハジロの白黒まだら。大ざっぱに言うと背中が黒っぽいのはキンクロで、白っぽいのはスズガモですが・・・(コスズガモとかややこしいのはおいといて)頭に冠羽がほんの少しあるのはキンクロ的です。それで現地ではキンクロ×スズガモと言う人もいましたが、それでは説明できないことがあります。

 僕の独り言だと思ってください、少し長くなるので読み飛ばしてください、、、全体像と冠羽があることからとりあえず片一方はキンクロでいいと思います。でもキンクロと決定的に違うところは、背中(正確には肩の辺り)の色が黒ではなく白黒まだらであることです。この色を持つ近縁種にホシハジロやスズガモ、コスズガモなどがいます。でもスズガモやコスズガモの背中のまだらはもっと荒い感じがします。どちらかというとホシハジロの背中に近いです。   頭の形を見てみると、キンクロ、スズガモ、コスズガモはどれも丸くなっていますが、写真のカモは少し三角形に近いです。それもホシハジロに似ています。   さっきからホシハジロを推すような発言をしていますが、もうひとつそう思わせるものがあります。それは嘴の色です。写真の個体は嘴の根元に少しだけ色の濃い部分があります。これまで出てきた4種の中でこの部分の色が濃いのはホシハジロだけです。つまりホシハジロの血が混ざっていないと、このような色は出ないのではないかと考えました。分布図を見てみるとキンクロとホシハジロは繁殖地の重なる部分も多いので、十分交雑がおこる可能性があります。ということでとりあえずキンクロ×ホシハジロと言うことにしておきます。他に日本では記録の少ないオオホシハジロやアメリカホシハジロなどの可能性も考えましたが、繁殖分布は重ならないし、話がもっと長くなるのでやめときます。。これで他の可能性が全部消えたかどうか分かりませんが・・・こいつの羽根が1枚抜けて、DNA検査でもできたらいいんですけどね
 ここまで読んで下さった方、ありがとうございます。分かりにくい文章でスミマセン。。。大学のレポートだったらダメ出しをくらいそうです

 他にもヒドリガモ×アメリカヒドリ、カルガモ×マガモorアヒルなど様々。。図鑑によっては交雑種が写真と共に載っていることがありますが、同じ組み合わせでもその子供にもいろんなパターンがあり、困ることもあります。昨シーズンの初冬、キンクロかスズガモか分からない、あるいはその交雑かと思う個体によく悩まされました。エクリプスの多い時期は特に厄介です。この場所は白鳥の方が人気でカモをじっくり見る人はあまりいませんが、カモだってとても奥が深い鳥だと思います。じっとしていたり、同じような場所をうろうろしたりしていることが多く、観察しやすいと言うのも魅力です。


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